こんにちは、加藤です。今日もお邪魔しますね。
「アートセラピー・インストラクター・コース」の上級コースである
「メンタル・アートセラピスト養成コース」の中で、
自画像を描くセッションがあるんだ。
それも、自分のシャドウ(ユング心理学の元型の1つ。
自分の中にある苦手な部分)を描くので、迫力満点!
今日は、この自画像のシェアだよ。
自画像というと、みんなはどんな絵を思い浮かべるかな?
ゴッホ、ムンク、ピカソ、フリーダ・カーロ、アンソールetc…
昨年、新聞で、忌野清四郎の自画像も話題になっていたね。
自画像は、たくさんの画家や芸術家が
自分を探究するアイテムとして描いているよ。
また、普通の人でも、思春期や青年期の不安な時期や、
人生に迷ったり、危機的状況に陥ったときに、
この自画像を描く人は多いね。
何度も何度も自画像を描いて、
「自分とは誰だろう」と自問しているんだね。
今回紹介する6人の人の絵は、
あえてシャドウに焦点をあてて描いたものだから、
少しヘビーに見えるかもね。
自分の暗い部分って好きな人はいないよね。
でも人って、無意識的に否定的な部分と
自分を同一化してしまう傾向があるので注意、注意。
さて、みんなは、どの自画像に親和性を感じるかな?
1つ、選んで見てね。
1

「冷酷」
2

「不安」
3

「孤独」
4

「破壊」
5

「恨み」
6

「口なし」
すごいパワフルな自画像だったね。
でも、すてきだね。
私はどれもいいなと思ったよ。
最後に、1枚選んだ人へ、ことばをプレゼントするね。
1番の「冷酷」を選んだ人は、本来はすごく暖かい人。
2番の「不安」を選んだ人は、本来は強く、自信を持っている人。
3番の「孤独」を選んだ人は、本来は人を愛し、
人と共に幸せを感じることができる人。
4番の「破壊」を選んだ人は、本来はエネルギーがたくさんあり、
創造し、建設し、自由さを獲得する人。
5番の「恨み」を選んだ人は、心の中に大きな愛を持ち、
人に愛と喜びを与えることができる人。
6番の「口なし」を選んだ人は、正直な自分を秘めていて、
本来はそれを素直に表現し、人と分かち合うことができる人。
そんなことを感じながら見ていると、
本当にこの6枚の絵がいとおしくなってくるね。
本当に、この絵を描いてくれてありがとう!
6人の方々に感謝します。
なお、6枚の絵を見て、どれにも親和性を感じなかった人への
プレゼントのことばは、自分の心の中の影の部分を
しっかり見つめて直面する必要があるかもね。
どうしてかというと、
「パンドラの箱」の最後には女神様があらわれてくるでしょ。
でも、その途中は、箱をあけると嫌なものがいっぱい出てくる。
だから、自分の影を受容すること。
最後まで、あきらめないでね。
それ自体が光に転化できるからね。
では、またね!
愛を込めて。